2025.01.24

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ふわふわモコモコ

冬の動物園で寒い季節ならではの姿を観察

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寒い季節は動物たちも冬用コートに衣替え

冬になると猫がこたつを占領したり犬がベッドに潜り込んできたり、家庭で暮らす動物たちも冬毛をまとってかわいらしい行動をとるが、動物園でも同じ。サルもタヌキも、リスやシカだって、みな脂肪を蓄え、もこもこの冬用コートに衣替えする。

防寒が主な理由だが、例えば豪雪地帯に住む種類のウサギは毛並みがふわふわになるだけでなく色も真っ白に変化。夏は里山の風景に、冬は雪景色に溶け込むための保護色となるのだ。また、同じく豪雪地帯で暮らすユキヒョウの冬支度は肉球の間の毛。ボリュームを増し、雪上で足元が滑らない仕様となる。捕食者として狩りに失敗しないためのもので、どちらも命に直結する変身だ。

冬ならではの動物たちの姿を見に出かけよう

姿だけでなく行動も冬ならでは。夏は、いかにもだるそうに寝そべる動物たちの姿が見られ、人間同様、暑さは身体に堪えるのだなぁと共感半分、愛しさと同情が入り混じった感情半分で眺めることもある。特にオリジナルの生息地が寒冷な動物たちは大変そうだ。

が、彼らも冬は我が季節到来と言わんばかりにイキイキとした姿を見せてくれる。例えばレッサーパンダ。夏には木陰などでグッタリとしていることが多いが冬は溌剌。身体を雪に擦り付けたり、踊るようにジャンプしたりと楽しそう。逆にニホンザルなどは寒さが堪えるようだが、故に、親子で抱き合ったり、群れの仲間とおしくらまんじゅうでもするように猿団子をつくって寒さを凌ぐ様子が見られる。

北国原産の動物たちがイキイキと過ごす冬の動物園

日本最北の動物園、旭山には寒い地域出身の動物たちが多く、冬は彼らの本領が発揮される季節。タンチョウやエゾシカ、オジロワシ、キタキツネ、エゾリスといった北海道原産の動物をはじめ、北極圏からきたトナカイやシマフクロウ、シベリアやアムール川流域、ヒマラヤ、四川などの寒いエリアに暮らすユキヒョウやマヌルネコ、レッサーパンダといった動物たちは皆、雪上でイキイキとした表情を見せる。

運動不足解消のため1日2回行われるお散歩中のペンギンや、円柱水槽を上下に行き来するアザラシ、プールに飛び込むホッキョクグマも心なしか嬉しそう。今シーズンの冬季開園は4月7日まで。

 

  

旭川市旭山動物園

     
電話番号
0166-36-1104
住所
北海道旭川市東旭川町倉沼
チェックアウト
チェックイン
営業時間
9:30~17:15(時期により異なる)
閉館時間
開業時間
閉園時間
開業時間
閉園時間
参拝時間
観光期間
休業期間
休業日
4月8日~25日、11月4~10日
休館日
休園日
入園料
1000円
入館料
拝観料
参拝料
料金
アクセス
道央自動車道・旭川北ICから約11Km
駐車場
あり
予算
客室数
部屋数
アメニティ
サイト
その他

『旅コンテンツ完全セレクション おとなも遊べる水族館・動物園』p.6

カピバラのお風呂はこの動物公園が発祥

急に寒さが深まった晩秋や冬至の日、各テレビ局でカピバラがお風呂に入る様子が流れるが、その元祖がここ。カピバラはアマゾン流域に暮らしているが寒さが苦手。夏は水場に浸かるが、冬になるとなかなか水に入ろうとしない。1982年の冬、飼育員がお湯を使って展示場の清掃をしていたところ、そこここにできた湯溜まりにカピバラが足やお尻を浸けている様子を発見。そこで浴槽に湯を入れたところ続々と集まってきたそう。

カピバラたちは結構長湯で、1度入ると30分から1時間も浸かっている。タオルもドライヤーも使わないカピバラは湯冷めしないのかと気になるが、体毛が乾きやすく、耳など冷えやすい末端が温まるため心配は無用だと言う。

伊豆シャボテン動物公園

     
電話番号
0557-51-1111
住所
静岡県伊東市富戸1317-13
チェックアウト
チェックイン
営業時間
9:30~17:00(時期により変動あり)
閉館時間
開業時間
閉園時間
開業時間
閉園時間
参拝時間
観光期間
休業期間
休業日
無休
休館日
休園日
入園料
入館料
拝観料
参拝料
料金
2700円、小学生1300円、4歳以上幼児700円(土日祝2800円、小学生1400円、4歳以上幼児700円)
アクセス
シャボテン公園バス停からすぐ
駐車場
あり
予算
客室数
部屋数
アメニティ
サイト
その他

『旅コンテンツ完全セレクション おとなも遊べる水族館・動物園』p.14

日没後は圧巻のスケールで広がるイルミネーションが人気

ホワイトタイガーに餌をあげたり、ワオキツネザルを間近に観察できたりと、近距離で動物たちと触れ合える人気の動物園だが、コースターやカート、メリーゴーランドなどのアトラクションを備える遊園地でもあり、楽しみは動物園の枠には収まらない。

とくに冬は、夕暮れ以降のイルミネーションが素晴らしい。サイやトラ、シマウマなど動物を模ったランタンを配したり、観覧車やコースターなどの遊具や木々をライトアップしたりと圧巻のスケール。決まった時間になると、音楽に合わせてイルミネーションやLED ヴィジョン、レーザーが瞬くショーが催される。

2024~2025年シーズンの開催は振替休日となる2月24日(月)まで。

  

東武動物公園

     
電話番号
0480-93-1200
住所
埼玉県宮代町須賀110
チェックアウト
チェックイン
営業時間
9:30~17:00(時期により変動あり)
閉館時間
開業時間
閉園時間
開業時間
閉園時間
参拝時間
観光期間
休業期間
休業日
不定休
休館日
休園日
入園料
入館料
拝観料
参拝料
料金
1900円、中・高校生1600円、3歳~小学生900円、60歳以上1200円
アクセス
東武鉄道東武動物公園駅から徒歩10分/東北自動車道・久慈ICから約10Km
駐車場
あり
予算
客室数
部屋数
アメニティ
サイト
その他

『旅コンテンツ完全セレクション おとなも遊べる水族館・動物園』p.137

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水族館・動物園

定価:1,980円円(税込)A5変

ISBNコード:9784300115091