2024.05.10

, 国内

明治、大正、昭和初期の華やぎそのまま

門司港に残るレトロな建物群

  • 観光名所
  • 歴史
  • 神社仏閣
  • 九州・沖縄

海路と鉄道を繋ぐ物流拠点として発展

門司が国の特別輸出港に指定されたのは明治22年(1889)のこと。横浜の開港が安政6年(1859)、神戸が慶応3年(1968)のことだから国際港としては比較的新しい。が、そこからの成長がめざましい。明治28年(1895)には国内3位の輸出額を誇るほどになり、さらに大正に入ると港を出入りする船が激増。大正元年(1912)の入出港隻数は横浜に次いで全国2位、大正5年(1916)には全国1位となった。

その頃には日本郵船や三井物産、大阪商船など名だたる商社や海運会社の出張所が置かれて街は活況を呈する。赤レンガの税関庁舎や大阪商船門司支店の社屋などが続々と建設された。花街や映画館なども大いに賑わったという。

時代の荒波を乗り越えて残った明治~昭和初期の建造物

昭和17年(1942)、関門鉄道トンネルの開通により状況が一変。門司は物流の拠点から単なる通過点となってしまう。さらに第二次世界大戦が終結すると、それまで門司港を支えていた中国大陸との貿易も下火になり、九州の玄関口としての役割りを終える。

しかし、この急激な発展と突然の終焉こそがいま私たちがレトロな街並みを楽しむことができている大きな理由。明治、大正、昭和初期に建てられた数々の歴史的建造物が戦後の高度経済成長期やバブル期を乗り越えてそのままの形で平成にまで残されていたのだ。現在、このレトロな建物の中にはミュージアムやカフェ、ショップなどが作られて訪れる人々を楽しませている。

鉄道の駅としては日本初の重要文化財

JR鹿児島本線の駅で、門司港レトロ地区散策の拠点に便利。終着駅ならではの雰囲気とホームにかかる駅名標のレトロな様子が相まって独特の旅情を漂わせている。

創建されたのは大正3年(1914)。ネオ・ルネサンス様式の木造建築で、2010年代に約7年を掛けて保存修復工事が行われたが、その姿は創建時のまま。旧貴賓室や旧食堂といった各部屋のほか、大正7年に設置された大時計や、戦時下での金属供出も免れて創建当時から残る青銅製の手水鉢なども見られる。夜はライトアップされた姿が美しい。

  

JR門司港駅

     
電話番号
なし
住所
北九州市門司区西海岸1-5-31
チェックアウト
チェックイン
営業時間
入場自由(2階は9:30~20:00、見学不可の場合あり)
閉館時間
開業時間
閉園時間
開業時間
閉園時間
参拝時間
観光期間
休業期間
休業日
休館日
休園日
入園料
入館料
拝観料
参拝料
料金
入場自由(2階は9:30~20:00、見学不可の場合あり)
アクセス
JR門司港駅内
駐車場
門司港レトロ地区内駐車場利用
予算
客室数
部屋数
アメニティ
サイト
その他

『おとな旅プレミアム 福岡 太宰府・門司・柳川・唐津』p. 116

ノスタルジックな街並みを海から眺める

JR門司港駅から徒歩3分ほどの場所にある門司港レトロ地区内の桟橋から出発し、はね橋を潜って関門海峡を巡るミニ・クルーズ。約20分の海上散策で門司港や下関市の街並みを眺める。古い赤レンガの建物がはっきりと見える昼間の航海も楽しいが、気候も暖かくなってきたこれからの季節は夕暮れ時のサンセット・クルーズと夜景が美しいナイト・クルーズがおすすめ。関門橋や対岸の下関の景色も見逃せない。

クルーズ発着所の前に建つ海峡プラザには門司港グルメの焼きカレーなどが食べられるレストランやカフェのほか、手作り体験が好評のオルゴール専門店をはじめとするショップも多数出店している。クルーズの前後に立ち寄りたい。

門司港レトロクルーズ

     
電話番号
093-331-0222(関門汽船門司営業所)
住所
北九州市門司区港町5-1 海峡プラザ前乗船受付ブース
チェックアウト
チェックイン
営業時間
10:00~不定時(所要20分)
閉館時間
開業時間
閉園時間
開業時間
閉園時間
参拝時間
観光期間
休業期間
休業日
無休(潮位による欠航の場合あり)
休館日
休園日
入園料
入館料
拝観料
参拝料
料金
1,000円
アクセス
JR門司港駅から徒歩3分
駐車場
門司港レトロ地区内駐車場利用
予算
客室数
部屋数
アメニティ
サイト
その他

『おとな旅プレミアム 福岡 太宰府・門司・柳川・唐津』p. 117

壇ノ浦の合戦前夜、平家が戦勝祈願をしたと伝わる古社

関門海峡はさまざまな日本史の舞台でもある。大化の改新後、中大兄皇子(後の天智天皇)が政治の中心であった時代に起きた白村江の戦いでは唐・新羅の追撃を恐れて海峡周辺の守りを固め、平安末期に源平の最後の合戦場となった壇ノ浦もこの辺り。幕末、長州が列強4カ国を相手に戦ったのもここだ。

和布刈神社は約1800年前、神功皇后が創建されたという古社で、そのすべての歴史を見守ってきた。航行の難所、早鞆の瀬戸を前に建ち航海安全の神様として名高いが、御祭神の瀬織津姫が月の女神であることから潮の満ち引きを司る、導きの神様としても崇敬されている。中川政七商店の協力によるお守りやおみくじなどシンプルで美しい授与品も素敵。

  

和布刈(めかり)神社

     
電話番号
093-321-0749
住所
北九州市門司区門司3492
チェックアウト
チェックイン
営業時間
参拝自由
閉館時間
開業時間
閉園時間
開業時間
閉園時間
参拝時間
観光期間
休業期間
休業日
参拝自由
休館日
休園日
入園料
入館料
拝観料
参拝料
料金
参拝自由
アクセス
JR門司港駅から西鉄バス・和布刈行きで11分、和布刈神社前下車すぐ
駐車場
8台
予算
客室数
部屋数
アメニティ
サイト
その他

『おとな旅プレミアム 福岡 太宰府・門司・柳川・唐津』p. 118

最新記事はLINE公式アカウントでも配信中!
ぜひ「友だち追加」をお願いします。

国内

おとな旅プレミアム

福岡
大宰府・門司・柳川・唐津

- 九州・沖縄 -

定価:1,100円(税込)A5変

ISBNコード:9784300109885