2024.01.05

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新年を良い年にと願いつつ訪ねる

西日本のパワースポット3選

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初詣からスタートする令和6年

新しい年を良い年にしたい、というのは誰しもが思うところ。そこで多くの人が二年参りや初詣に出掛ける訳だが、年始にどちらの神様のもとを詣でるべきか。いつも少し迷いながら旅先のお宮に参ったり、友人に誘われた神社を訪ったり、寝正月を決め込む年には近所のお社へ出掛けたりしてしまう。受験生は天神様、商売人ならお稲荷さんなど求めるご利益によっても異なるのだろうが、今年はひとつ、基本に立ち返っての初詣を試みたい。

家に神棚があると言う方はご存じだろうが、一般的な三社神棚の場合、1番の上座である中央に天照皇大神宮と書かれた神宮大麻、次いで向かって右手には各家の氏神様、そして左手に崇敬するお社のお札をお祀りする。

日本の総氏神、天照皇大神に新年のご挨拶

神宮大麻とは全国の神社を通じて配られる伊勢神宮のお札で伊勢神宮はすべての神社の本宗だ。氏神様は自分が暮らす街を守って下さる神様で、ざっくり言えば近所の神社。この2社が各自にとって最重要のお社だと言える。

伊勢の周辺にお住まいの方や、正月、伊勢への旅行を計画している方は日本全域の氏神様と言える伊勢神宮に、伊勢までは足を延ばせないという方はご近所の氏神様から、まずはご挨拶に伺うのが筋というものかもしれない。

しかし、神道の神様はおおらか。筋などにこだわらず、どちらのお社でもとにかく神社という聖域を訪ねてお参りした時に感じる、背筋が伸びる感覚を得て、気持ちを新たにすることこそがすでに大きなご利益なのだろう。

神社本庁の本宗。いわばニッポン全国の氏神様

国内最強のパワースポットが伊勢神宮。内宮、外宮を含め、別宮や摂社など125にもおよぶ宮社があるが、もっとも尊い内宮にお祀りされるのが天照大御神で、いわば太陽神。外宮に座すのが天照大御神のお食事を司る豊受大御神で、衣食住のほか、すべての産業の守り神だ。日の本、日の丸と、国名や国旗を挙げるまでもなく日本はお天道様の下に形作られた国。また、生業に関わらず、人は皆いくつもの産業の恩恵を受けていることを考えれば伊勢神宮がいかに重要なお宮かがわかる。

さらに樹齢数百年だという巨木や清らかな五十鈴川などの豊かな自然と、檜の素木を用いて20年ごとに建て替えられるお宮の様子はまさに清冽。境内に入るだけで背筋が伸びる。

  

伊勢神宮 内宮

     
電話番号
0596-24-1111(神宮司庁)
住所
三重県伊勢市宇治館町1
チェックアウト
チェックイン
営業時間
5:00~18:00(5~8月は~19:00、10~12月は~17:00)
閉館時間
開業時間
閉園時間
開業時間
閉園時間
参拝時間
観光期間
休業期間
休業日
無休
休館日
休園日
入園料
入館料
拝観料
参拝料
料金
無料
アクセス
JR/近鉄・伊勢市駅から三重交通バス・内宮前行きで10~17分、終点下車、徒歩すぐ
駐車場
あり
予算
客室数
部屋数
アメニティ
サイト
その他

『神秘の聖地 聖域 パワースポット 西日本』 P.13
*営業状況は公式HPにて最新情報をご確認ください。

お伊勢参りするなら日の出はここで迎えたい

夫婦岩のあいだから昇る日の出は正月番組のインサートカットや賀状などにも登場する正月らしさ満点の風景。しかし、実は夏至の頃の様子で、1月には岩よりかなり右手から日が昇る。それでも空気の澄んだ冬の朝、海からの日の出と夫婦岩を拝むのはひときわのご利益がある気がして格別だ。しかも気象条件に恵まれれば富士山まで見えることがある。

そもそも夫婦岩に架かる注連縄は興玉神石と伊勢神宮の鳥居の役割を持ち、神宮参詣の際はまず、浜の二見興玉神社を詣でてから、というのが慣わしになっている。もちろん、周囲には聖地やパワースポットが目白押し。ちなみに1月頃は夫婦岩のあいだから月が上がる。日の出同様、神秘的な光景だ。

興玉神石

     
電話番号
0596-43-2020(二見興玉神社)
住所
三重県伊勢市二見町江575
チェックアウト
チェックイン
営業時間
見学自由
閉館時間
開業時間
閉園時間
開業時間
閉園時間
参拝時間
観光期間
休業期間
休業日
休館日
休園日
入園料
入館料
拝観料
参拝料
料金
アクセス
JR二見浦駅から徒歩15分
駐車場
あり
予算
客室数
部屋数
アメニティ
サイト
その他

『神秘の聖地 聖域 パワースポット 西日本』 P.292
*営業状況は公式HPにて最新情報をご確認ください。

お正月明けの十日戎(えべっさん)は商売繁盛の風物詩

東京辺りで開運招福、商売繁盛を願う冬の風物詩といえば11月の酉の市で、人々は熊手を買い求める。売買が成立すると熊手商と客を中心に、居合わせた人々を巻き込んで威勢のいい手締めが響く。

一方、関西ではお正月明けの1月9日から11日までの3日間行われる十日戎が賑わう。福笹に恵比寿様のお札や鯛、小判、米俵など、吉兆と呼ばれる縁起物を飾ってもらい、持ち帰る。境内に響くのは「商売繁盛、笹持ってこい」という調べ。今年1年、一生懸命に商いし、繁盛したら来年また笹を返納しながら御礼参りにおいで、ということらしく、なんとも明るく楽しげな歌声だ。商いの街、大阪にある今宮戎神社の十日戎は、3日間で100万人が訪れるという。

  

今宮戎神社

     
電話番号
06-6643-0150
住所
大阪市浪速区恵美須西1-6-10
チェックアウト
チェックイン
営業時間
参拝自由
閉館時間
開業時間
閉園時間
開業時間
閉園時間
参拝時間
観光期間
休業期間
休業日
休館日
休園日
入園料
入館料
拝観料
参拝料
料金
アクセス
南海・今宮戎駅から徒歩すぐ
駐車場
あり
予算
客室数
部屋数
アメニティ
サイト
その他

『神秘の聖地 聖域 パワースポット 西日本』 P.189
*営業状況は公式HPにて最新情報をご確認ください。

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