2023.08.10
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東京で各国の一流レストランを巡る
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都内飲食店のレベルの高さはいまや世界の常識
東京の食は質が高い。ミシュランの星付きレストランの数はパリを凌ぎ、フラリと入った手ごろな価格帯の居酒屋やラーメン店の味がおいしいと外国人旅行者のあいだで評判だ。
また、種類も多い。寿司、蕎麦、天ぷらなど日本の料理を供する店ばかりでなく、繁華街をちょっと歩けば、中国、イタリア、韓国、フランス、タイ、インドといった馴染みの諸国料理店はもとより、ベトナム、ペルー、メキシコ、モロッコ、エジプトと各国のレストランが並ぶ。さらに言えば、それぞれの国の地方料理から高級店、屋台料理まで細分化されていて、近年ではガチ中華と言われるような本場そのままの皿を出す店も増えている。
各国の一流レストランも東京に出店
それぞれの国で成功をおさめた有名料理店も数多、東京に店を出している。
例えば北京ダックで有名な全聚徳は北京を代表する高級店で、毛沢東や周恩来の時代から今に至るまで中国における外交の舞台となってきた老舗。さらにハワイのエッグスンシングスやニューヨーク生まれのサラベス、シドニー発のビルズなど一世を風靡した朝食の名店や、門外不出のレシピを有するカリスマ的ピザ職人、ジーノ・ソルビッロ氏のナポリ・ピザ店など、都内で営業する世界の有名店は枚挙にいとまがなく、いずれも現地で人気を博すメニューが、本国そのままのレベルで味わえる。
シャトーで味わう最高峰フレンチ
フレンチの神様、ジョエル・ロブション氏は、史上、最も多くの星を獲得したシェフ。日本でもラ ターブル、ラトリエ、ル カフェなどを展開しているが、なかでもこのシャトーレストランはその最高峰。恵比寿ガーデンプレイスに建つお城にあり、ゴージャスなインテリア、エレガントなサービスの中、ロブション氏の残したレシピと、その精神を宿したガストロノミーの真髄が味わえる。グランメゾンならではの贅沢な食を楽しみたい。
ロブション
- 電話番号
- 03-5424-1338/03-5424-1347
- 住所
- 目黒区三田1-13-1 恵比寿ガーデンプレイス
- 営業時間
- 12:00~13:30(LO) 18:00~21:00(LO) *ランチは土・日曜、祝日のみ、2F平日は17:30~
- 休業日
- 施設に準ずる
- アクセス
- 各線・恵比寿駅から徒歩5分
- 駐車場
- あり *入店に関する注意はhttps://www.robuchon.jp/topics/3338.htmlをご確認下さい
(『おとな旅プレミアム 東京』P.144)
香港発。絶品点心を手ごろな価格帯で堪能
パリや東京と並ぶ美食の街、香港のフォーシーズンズ・ホテルにあり、世界中からセレブが通う高級レストラン、龍景軒の点心師を勤めた麥桂培シェフと梁輝強シェフが創業したレストラン。地元、香港でもその美味しさと手ごろな価格で支持を集め、行列を作る人気店だ。日本の店舗でも、海老の蒸し餃子や焼売、腸粉、大根餅といった各種点心のほか、ピータン入りの中国粥や蓮の葉ちまき、蒸しご飯など、本場そのままの料理が味わえる。なかでも、サクサクの生地に甘めのチャーシューがたっぷりと詰まったベイクド チャーシューバオは外せない看板メニュー。
添好運
- 電話番号
- 03-6550-8818(予約不可)
- 住所
- 千代田区有楽町1-2-2日比谷シャンテ別館1F
- 営業時間
- 11:00~23:00(LO22:00)
- 休業日
- 施設に準ずる
- アクセス
- 地下鉄・日比谷駅からすぐ
- 駐車場
- なし
(『おとな旅プレミアム 東京』P.146)
モダン・スパニッシュの旗手が手がける世界で唯一の支店
世界の美食を語る上で欠かせないのがスペイン、カタルーニャ。シェフのカルメ・ルスカイェーダ氏はこのカタルーニャで生まれ、主婦出身でレストランなどでの修行経験がないながらモダン・スパニッシュの旗手として知られ、三ツ星シェフにまでなったという世界的に見ても稀有な存在。東京の店舗は、彼女の故郷にある本店以外の唯一の支店でもあり、日々、美食家たちがカタルーニャ料理をベースにモダンかつ独創的に進化を遂げた革新的な料理を味わおうと足を運ぶ。
サンパウ
- 電話番号
- 03-3511-2881
- 住所
- 千代田区平河町2-16-15 ザ・キタノホテル東京2F
- 営業時間
- 11:30~15:30(L013:30) 18:00~23:30(LO21:00)
- 休業日
- 不定休
- アクセス
- 地下鉄・永田町駅からすぐ
- 駐車場
- なし
(『おとな旅プレミアム 東京』P.145)