2025.04.11

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クラシックホテル×アウトドア

快適な初夏こそ極上の環境で趣味を謳歌

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軽やかな初夏の風に誘われてアウトドアに出る

だんだんと日照時間が長くなり、気温も暖かくなる初夏は気持ちも身体も活動的になる。爽やかな風が吹き、新緑も目に鮮やかで、家にじっとしているのがもったいないような心持ちだ。雨の季節や苛烈な猛暑にはまだしばしの間があり、冬に比べて服装も格段に身軽。比例して旅の荷物や身支度も楽になる。屋外でのスポーツやアクティビティを楽しむのに最適なシーズンの到来だ。

宿泊は、歴史あるクラシックホテルを選びたい。例えばゴルフ。全国各地、宿泊施設を伴ったコースはいくつもあって、さらに言えば早朝、自宅から車を走らせれば日帰りでも楽しめるが名門コースでのラウンドは特別。快適な季節のスポーツを一層、極上の時間にしてくれる。

レトロで豪華な施設と格式を備えたクラシックホテル

クラシックホテルは戦前に建てられ、今なお一流の格式ともてなしで人気を博す上質なホテル。東京駅内にある東京ステーションホテルや、スパゲッティ・ナポリタン、ドリア、プリン ア・ラ・モードなど数々の日本式洋食を生み出した横浜のホテル・ニューグランドなどがある。

創業は国内に西洋式のホテルができ始めた時代で、当時のままのレトロで格調高い建物が魅力。いずれの宿にも歴史的な人物が数多宿泊している。「日本クラシックホテルの会」には先述の東京ステーションホテルやニューグランドのほか、日光金谷ホテル、奈良ホテル、軽井沢の万平ホテルなど9つの名門ホテルが名を連ねている。

ゴルフコースの開場は昭和3年(1928年)に遡る

川奈ホテルも「日本クラシックホテルの会」に加盟する1軒。日本を代表する名門コースで、大倉喜七郎によって創業された。喜七郎は大倉財閥の2代目であり、経営者、さらには当時一流の趣味人としても名を馳せた人物であり、ゴルフのほか、カーレースや登山、スキージャンプ、オーケストラ、バレエなど、さまざまなスポーツ、アートを日本に根付かせた。また、父、喜八郎から帝国ホテルの会長を継いだ後、上高地帝国ホテル、川奈ホテル、ホテルオークラなどを創業。現代につながる日本のリゾートの基礎を築いた人物でもある。昭和11年(1936年)のオープン以降、天皇陛下や政財界の重鎮、著名人などが施設を利用しセレブの社交場となった。

  

川奈ホテル

     
電話番号
0557-45-1111
住所
静岡県伊東市川奈1459
チェックアウト
11:00
チェックイン
15:00
営業時間
閉館時間
開業時間
閉園時間
開業時間
閉園時間
参拝時間
観光期間
休業期間
休業日
休館日
休園日
入園料
入館料
拝観料
参拝料
料金
アクセス
JR伊東駅から車で15分/伊豆急・川奈駅から車で5分/小田原厚木道路・石橋ICから車で約1時間40分
駐車場
あり(無料)
予算
1泊2食付1万7750円~、休前日1万8850円~
客室数
100室
部屋数
アメニティ
サイト
https://www.princehotels.co.jp/kawana/
その他
JR伊東駅から送迎あり(無料・要予約)

『旅コンテンツ完全セレクション 休日をくつろぐリゾートホテル』p.207

ポカポカ陽気のなかでゆったり楽しむ春スキー

赤倉観光ホテルを創業したのも大倉喜七郎。赤い屋根を載せた瀟洒な佇まいはオープンの昭和12年(1937)当時から変わらず、夏は一面のグリーン、冬は白銀の中に佇む姿が美しい。

初夏、初冬には雲海が現れることも多く、夏は避暑地としても人気だが、今の季節、5月初めまで限定で楽しめるのが春スキー。凍えるような寒さのなか滑走する冬スキーとは異なり、身体を動かしていれば昼間はTシャツで楽しめるほど暖かい。ゲレンデからの眺望も見渡す限りの雪景色ではなく緑の山もちらほら見えてスキーの季節への名残り惜しさとともに夏に向けて山々が目覚めていくようなワクワク感もある。スキー後は温泉、食事、スパなどホテル一流の施設、サービスを楽しみたい。

 

赤倉観光ホテル

     
電話番号
0255-87-2501
住所
新潟県妙高市田切216
チェックアウト
11:00
チェックイン
15:00
営業時間
閉館時間
開業時間
閉園時間
開業時間
閉園時間
参拝時間
観光期間
休業期間
休業日
休館日
休園日
入園料
入館料
拝観料
参拝料
料金
アクセス
各線・妙高高原駅から車で約10分/上信越自動車道・妙高高原ICから車で約10分
駐車場
あり(無料)
予算
1泊2食付 平日3万5650円~,休前日4万1650円~
客室数
69室
部屋数
アメニティ
サイト
https://www.akhjapan.com/
その他
各線・妙高高原駅から送迎バスあり(無料・要予約)

『旅コンテンツ完全セレクション 休日をくつろぐリゾートホテル』p.105

ホテル内探索も楽しいクラシックホテル

初夏の屋外を思う存分満喫するならハイキングもいい。箱根は東京から近く、深い山、ダイナミックな活火山の景色、歴史ある文化施設と豊かで快適な環境と大自然が共に満喫できるエリア。江戸期の旅人が歩いた旧街道や富士山を望む絶景の山頂、徒歩でのみアクセスできる滝など魅力的なコースが展開している。

宿泊は「日本クラシックホテルの会」の一員である富士屋ホテルがおすすめ。文化財に指定される建物の様式は和洋折衷で、格天井や数々の彫刻に彩られた豪華さ。一流ホテルならではの格式とサービスを供する一方、スパはもちろん客室でも楽しめる源泉や、本格派で軽やかなフレンチなど、日本ならではのリゾート環境が整っており、居心地が抜群によい。

 

  

富士屋ホテル

     
電話番号
0460-82-2211
住所
神奈川県箱根町宮ノ下359
チェックアウト
11:00
チェックイン
15:00
営業時間
閉館時間
開業時間
閉園時間
開業時間
閉園時間
参拝時間
観光期間
休業期間
休業日
休館日
休園日
入園料
入館料
拝観料
参拝料
料金
アクセス
箱根登山鉄道・宮ノ下駅から徒歩6分/東名高速道路・御殿場ICから車で35分
駐車場
あり(無料)
予算
1泊2食付 平日4万7000円~、休前日5万4000円~
客室数
120室
部屋数
アメニティ
サイト
https://www.fujiyahotel.jp/
その他
箱根登山鉄道・宮ノ下駅から送迎あり(無料)

『旅コンテンツ完全セレクション 休日をくつろぐリゾートホテル』p.159

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旅コンテンツ完全セレクション

休日をくつろぐリゾートホテル

定価:1,980円(税込)A5変

ISBNコード:9784300115107