vol.78

大阪らしさが詰まったなんばで安くてうまい下町グルメ食い倒れの旅

上方エンタメの聖地で笑い
“大阪の台所”を歩く
昼にはストリートフードをたらふく食べて
夜はウラなんばで気軽においしくほろ酔い気分


大阪散策の手はじめになんばの街を訪れる

おとな旅 大阪

大阪は超のつく大都会でありながら、今も濃厚に郷土色を残す稀有な街。「大阪城」、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」、大規模再開発が行われた「あべのハルカス」周辺と、古今を通じて大都市であり続ける街らしく、名所や遊び場には事欠かない。なかでも大阪らしい活気に溢れているのがなんばの辺り。遊び尽くそうとすれば1日2日ではとても足りないが、短い日程でこの都市を満喫するなら、まずはなんばエリアに的をしぼりたい。
大阪といえば、まず外せないのは演芸鑑賞だが、なんばには全国のお笑いを牽引する吉本のホームグラウンド、「なんばグランド花月」があり、新喜劇から漫才、落語まで、あらゆる種類の上方のお笑いを毎日上演。さらに歴史的な舞台を所望なら、大阪発祥の芸能、文楽の殿堂、「国立文楽劇場」もこのエリア内。新旧どちらの舞台も質の高いレベルで堪能できる。


地元の人も旅行者も大満足。芸人さんにも愛されるなんばグルメ

おとな旅 大阪

もちろん、なんばには大阪旅の主目的となる安くてうまいご当地グルメもバラエティ豊かに揃っている。舞台の前後に芸人さんたちが訪れるちょっとレトロな庶民派レストランや、天下の台所と呼ばれる大阪内で、さらに“大阪の台所”となっている黒門市場のストリートフード。近年では、ウラなんばと呼ばれるなんば駅東口周辺に、おしゃれかつ質の高い飲食が気楽に楽しめるダイニングが集結していて、財布にやさしい価格帯でおいしい酒と食事が味わえる。
おみやげのためのショッピングだってなんばでなら食を中心に各種揃う。千日前道具屋筋は、東京でいえば合羽橋のような、飲食店のプロ御用達の調理道具屋街。家庭用の台所用品の品揃えも素晴らしく、タコ焼き器やシャレの効いたパーティグッズなど、大阪らしい商品が購入可能。高級百貨店、高島屋の本店も実は大阪にあり、難波駅に直結しているのでデパ地下でおみやげにも適した大阪限定商品や大阪発のショップにも多数出会える。とにかく、なんば周辺をまわれば、大阪ならではの食事に買い物、観光が、効率よく、しかもディープにどっぷり堪能できるのだ。


大阪人の大好物、ハリハリ鍋は千日前発祥

■西玉水

おとな旅 大阪

捕鯨港として有名な和歌山県の太地に近く、かつて大阪湾にも鯨が入ってきたというが、昔から大阪ではよく鯨肉が食されていた。特に、シャキシャキとした水菜と一緒に炊くハリハリ鍋は手頃でおいしく、火の通りも早いので味と値段にシビアでせっかちな大阪っ子に大人気。明治18年創業というこの店ではクエ鍋など季節の料理も味わえるが、なんといってもメインは鯨料理。尾の身のお造りやステーキ、カツなど最高級の鯨を使った多彩な料理、なかでもハリハリ鍋を目当てに訪れる常連客が多い。ダシを纏った鯨にハリハリとした水菜の食感が好相性。


おとな旅 大阪

 電話番号 :06-6211-6847
 住所 :大阪市中央区島之内2-17-24
 営業時間 :17:00~23:00(LO22:30)
 休業日 :日曜、祝日
 アクセス :各線・日本橋駅から徒歩5分
 駐車場 :なし
(『おとな旅プレミアム大阪 ’21-’22年版』 P.72)


老舗の高級果実専門店で大阪名物ミックスジュースを飲む

■ダイワ果園

おとな旅 大阪

ほかの地方ではさほど一般的ではないが、大阪の喫茶店のメニューには必ずといっていいほど載っているのがミックスジュース。黒門市場で昭和23年(1948)に店を開いた高級果物専門店、ダイワ果園でもこのミックスジュースが好評だが、専門店だけあって季節のフレッシュ・フルーツを贅沢に使っており、上品な甘味と濃厚な味わいが特徴。街歩きに疲れた体に果実のビタミンと水分が染み渡る。


おとな旅 大阪

 電話番号 :06-6633-1095
 住所 :大阪市中央区日本橋1-22-20
 営業時間 :9:00~18:00
 休業日 :日曜
 アクセス :各線・日本橋駅から徒歩3分
 駐車場 :なし
(『おとな旅プレミアム 大阪 ’21-’22年版』 P.77)


手の込んだ料理を立ち飲みスタイルで味わう

■スタンドあじと

おとな旅 大阪

繁華街なんばにあって、ひときわ注目を集めるウラなんば。手ごろな価格でバラエティ豊かな酒や料理を供する店が多く、夜ごと多くの人で賑わっている。このエリアを代表する有名店、「ダイニングあじと」が、気軽な立ち飲みスタイルで楽しめるスタンドをプロデュース。「ダイニングあじと」でも提供する吉田牧場のチーズやアヒージョに加え、どて煮や鉄板ものなど、大阪の下町らしいメニューも豊富。凝った料理が充実しているが、1品300円代、400円代が中心と手頃な価格帯。もちろんお酒も種類豊富に揃うが、ソフトドリンクも用意されているので下戸でも安心だ。


おとな旅 大阪

 電話番号 :非公開
 住所 :大阪市中央区難波千日前15-4 つるや陶器店ビル1F
 営業時間 :9:00~18:00
 休業日 :不定休
 アクセス :地下鉄・なんば駅から徒歩5分
 駐車場 :なし
(『おとな旅プレミアム 大阪 ’21-’22年版』 P.74)


*施設や店舗の営業などは事前にご確認ください。


画像素材: PIXTA 他


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