vol.62

大原美術館、美観地区を中心に美の街、倉敷を行く

江戸期は天領。明治以降も
水運、商業の街として栄えた
美意識の高い街、倉敷で
アーティスティックな1日を過ごす


川端になまこ壁の蔵や白壁の町屋が建ち並ぶ倉敷でアートを満喫

おとな旅 宮島・広島 尾道・倉敷

倉敷、と聞いて真っ先に思いつくのが美観地区。水運の街、倉敷の要である堀割りに沿って柳が並び、白壁やなまこ壁に瓦屋根を戴いた蔵や町屋等、江戸から昭和初期にかけて建てられた美しい建物が軒を連ねる景観の素晴らしいエリアだ。また、岡山という土地は古来、芸術家を多く輩出したところで、古くは室町期の雪舟、倉敷美観地区の辺りからは大正時代に隆盛を極めた竹久夢二などが有名。多くの優れた画家を生み出した土壌があり、紡績の街として栄えた経済的パワーを背景に、大原美術館という素晴らしい美術館を有する街でもある。美術館と街を繋いで散策することで、芸術的香気に満ちた1日が楽しめる。


日本初。西洋美術の私立美術館

■大原美術館

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昭和5(1930)年、倉敷の大実業家、大原孫三郎によって設立。コレクションの中心は、大原孫三郎の親友であり、美術館設立の前年に亡くなった岡山出身の画家、児島虎次郎が氏の援助を受けてヨーロッパに渡り、「日本に優れた西洋美術を紹介する」との趣旨で厳選し持ち帰った名画の数々。エル・グレコ、モネ、ゴーギャン、マティスとまさに珠玉のコレクションだ。また、河井寛次郎、棟方志功、岸田劉生等、日本が誇る巨匠の作品も数多く、収蔵点数は約3000点にも及ぶ。建物自体も素晴らしく、丁寧に鑑賞するなら3時間ほどは見ておきたい。


 電話番号 :086-422-0005
 住所 :岡山県倉敷市中央1-1-15
 営業時間 :9:00~17:00
 休業日 :月曜(祝日の場合は開館、夏休み期間、10月は無休)
 入館料 :1500円、音声ガイド600円
 アクセス :JR倉敷駅から徒歩12分
 駐車場 :なし
(『おとな旅プレミアム 宮島・広島 尾道・倉敷 ’19-’20年版』P.138)


倉敷らしさ満点。センスの光るお店が集合

■林源十郎商店

おとな旅 宮島・広島 尾道・倉敷

江戸時代に創業した製薬会社の本館、母屋、離れ、蔵などの建物内部をリノベーション。中で8つのショップやカフェ、レストランが営業している。国産デニムの聖地であり、質の高さから世界各国の一流ブランドも注目する岡山デニムの専門店「HEART MADE BASE(ハート メイド ベース)」や、倉敷発のアイテムを中心に自家製のジャムや食器、マスキングテープなど洗練された商品を扱う「shop&cafe 三宅商店」など、注目店ばかりだ。


 電話番号 :086-423-6010(代表)
 住所 :岡山県倉敷市阿知2-23-10
 営業時間 :店舗により異なる
 休業日 :店舗により異なる
 アクセス :JR倉敷駅から徒歩12分
 駐車場 :なし
(『おとな旅プレミアム 宮島・広島 尾道・倉敷 ’19-’20年版』P.142)


フルーツ王国、岡山の果実をスイーツで堪能

■くらしき桃子 倉敷本店

おとな旅 宮島・広島 尾道・倉敷

美観地区の中心、堀割りの前に位置するカフェ。気候が温暖で日照時間の長い岡山はフルーツの産地として名高いが、この店では旬のフルーツをたっぷり使ったスイーツが味わえる。特に季節の果物を器いっぱいに盛り付けたパフェ類は、味の良さとボリュームはもちろん、見た目にもフォトジェニックで大人気。1階ではフレッシュジュースやジェラートのテイクアウトやおみやげを販売。2階カフェスペースにはエミール・ガレの作品が展示されており、アートまで楽しめる。


おとな旅 箱根

 電話番号 :086-427-0007
 住所 :岡山県倉敷市本町4-1
 営業時間 :10:00~17:00 カフェLOは各30分前
 休業日 :無休
 アクセス :JR倉敷駅から徒歩15分
 駐車場 :なし
(『おとな旅プレミアム 宮島・広島 尾道・倉敷 ’19-’20年版』P.152)


*施設や店舗の営業などは事前にご確認ください。


画像素材: PIXTA 他


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