vol.102

旬のトロピカルフルーツ、島に伝わる郷土料理を食し澄んだ青のグラデーションが広がる海の景色で元気をチャージ

ビタミンたっぷりミネラル豊富
健康と長寿はもとより
アンチエイジング効果もあり
沖縄で食す栄養満点の食材と伝統料理


元気と長生きを実現させる沖縄の郷土料理

おとな旅 沖縄

残念ながら現在はランキングを下げてしまっているが、1990年代まで沖縄は全国1の長寿県だった。何故、沖縄は長寿を誇ったのか、何故、急速にランキングを下げてしまったのかについて世界中の多くの大学やマスコミがさまざまな考察を発表しているが、共通するのは沖縄の伝統食の素晴らしさ。温かな気候と強い日差しが育む南国の野菜やフルーツはビタミンやフィトケミカルが豊富で、アンチエイジング効果に優れている。加えて、出汁を効かせたり、一度茹でこぼしたりと過度な塩分、脂肪分を取り除く調理をすること、メニューにタンパク質がたっぷりと含まれていることも、健康と長寿の一因だった。現在では他県同様、野菜や果物が少なく塩分と脂肪分を多量に含んだファストフードを食べることが日常化した世代が高齢者の大勢を占めるようになり、日本全体の平均寿命と変わらない数字になってしまったのだという。


たくさんの島々で成る沖縄は郷土料理も多彩

おとな旅 沖縄

沖縄料理とひと口に言っても、島や地域によってさまざまある。例えば沖縄そば。ブタとカツオをメインに、昆布、トリ、椎茸などを合わせた出汁と、カンスイを加えた小麦粉麺を使う。具は島ネギ、ショウガ、そしてラフテーやソーキなどのブタ肉をトッピングするのが一般的だ。カマボコや薄焼き玉子がのることもある。が、少し細かく見てみると、県内でも地域によってバリエーションがいろいろ。沖縄生麺協同組合によると、麺そのものも地域性があるようで、モチっと固めの平麺は沖縄本島の北部で、スープの絡みがよいちぢれ麺は那覇を中心とする南部で、ツルッとした喉越しが身上の丸麺は石垣島を中心とした離島で好まれているという。宮古島のそばは分けても個性的で、とくに区別して宮古そばと呼ばれている。
今では豪華な見栄えも大切だと判断する店が増えたためか、だいぶ変化してきているが、かつて宮古そば最大の特徴は具材を麺の下に沈めて配置することだった。一見、ネギが散らされただけのプレーンなそばに見えるが、箸を入れてみると三枚肉やカマボコが隠れているといった具合で、年貢を取り立てる為政者に対し、そばに具も載せられないほど困窮しているのだとアピールしていたらしい。麺はストレートで縮れはない。テーブルには沖縄そば定番の調味料、コーレーグースとともにカレー粉が用意されている。好みで加えるものだが、あっさりとした宮古そばのスープに香辛料がよくあう。具材の三枚肉、ソーキから滲み出す煮汁とも相まってクセになる味わいだ。


麺の下に具材が隠れた伝統スタイルの宮古そば

■大和食堂(だいわしょくどう)

おとな旅 沖縄

約50年続く老舗で、もともと地元で人気の食堂だが、近年、旅行者にまで評判が広まっており、いつも満席状態。野菜炒めやポーク玉子などメニューは多いが、まず注文したいのが宮古そば。カツオとブタのスープに麺とネギのみが見える昔ながらの盛り付けで、中には柔らかいロース肉とカマボコが置かれている。食べ進める途中、卓上のカレー粉を振り入れれば、優しい塩味の出汁が劇的に変化する。ソーキや三枚肉、テビチがトッピングされたそばも美味。家族経営ならではの温かいサービスも居心地がいい。


おとな旅 沖縄

 電話 :0980-72-0718
 住所 :宮古島市平良西里819-3
 営業時間 :9:30~19:00
 休業日 :火曜
 アクセス :宮古空港から車で8分
 駐車場 :あり
(『おとな旅プレミアム 石垣・竹富・西表・宮古島』 P.144)


自家栽培の野菜に地産の牛や魚介を使った郷土料理

■おふくろ亭(おふくろてい)

おとな旅 沖縄

島どうふ、海ブドウ、ミミガー、チャンプルー類など、メニューには郷土料理がずらりと並ぶ。野菜やハーブは自家栽培したものを使用し、地元の海で獲れたマグロやカツオの寿司や刺身、グルクンの唐揚げなど、シーフードメニューも充実している。宮古そばや宮古そばを使った焼きそばなども好評だが、おすすめはアーサーと呼ばれる海藻にカツオのなまり節を加えて揚げたアーサーの天ぷら。香り、食感ともに素晴らしく後を引く味わい。


おとな旅 沖縄

 電話 :0980-74-7723
 住所 :宮古島市上野新里36-1
 営業時間 :18:00~22:00(LO21:00)
 休業日 :日曜、平日不定休あり
 アクセス :宮古空港から車で12分
 駐車場 :あり
(『おとな旅プレミアム 石垣・竹富・西表・宮古島』 P.143)


宮古産のフルーツをキュートなスイーツで味わう

■楽園の果実(らくえんのかじつ)

おとな旅 沖縄

夏はトロピカルフルーツの旬。5月に入るとパッションフルーツが、6月になるとマンゴーが、7月にはパイナップル、ドラゴンフルーツなどが収穫期を迎える。一年中獲れる島バナナ、パパイヤなどもいっそうの甘味を湛える、果物好きには見逃せないシーズンの到来だ。
宮古島から来間大橋を渡った来間島にある楽園の果実では、自家農園で収穫された有機栽培のフルーツをふんだんに使ったスイーツが味わえる。季節によって、供されるフルーツやスイーツはかわるが、宮古島産のイチゴやメロン等、フルーツがたっぷり盛り付けられたパフェがおいしい。これからの季節には、宮古島産の完熟マンゴーいっぱいのスペシャルマンゴープリン季節の果物&ジェラート付きや、杏仁マンゴーが絶品。パスタや軽食プレートなど食事メニューもある。


おとな旅 沖縄

 電話 :0980-76-2991
 住所 :宮古島市来間476-1
 営業時間 :11:00~18:30(LO18:00)、11~2月は~18:00(LO17:30)
 休業日 :火曜
 アクセス :宮古空港から車で15分
 駐車場 :あり(有料)
(『おとな旅プレミアム 石垣・竹富・西表・宮古島』 P.147)


*施設や店舗の営業などは事前にご確認ください。


画像素材: PIXTA 他


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